PCL2020振り返り
こんにちは、やきいも(@yakiimo_poke)です!
今回は、僭越ながらPCL2020に名大ポケモン研究所(以下、名ポケ)のメンバーとして参加させていただいたのでそのときの対戦やその他諸々について振り返っていきたいと思います。
※予選第1節、第3節 、第5節、第8節、本戦第3節は対戦がありませんでした。
PCLについて
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今回、自分は「シングルB」の選手として出場しました。普段はダブルバトルを主にやっているのですが、既にダブルでの出場を希望している人がいたことと他にシングルで出場したいと言う人がいなかったという理由からシングルでの出場となりました。シングルバトルはあまり得意な方ではありませんが、新歓大会で2位に入賞したことや同じチームメイトのごえきさんからプレイング・構築についてお褒めの言葉をいただいたことから出場に踏み切りました。
地方予選使用構築
自分一人で構築を組む力がなかったので、以前から使ってみたいと思っていた「ペリカジ」で検索をかけてヒットしたものの中から自分でも使いやすそうなものを選びました。元の構築そのままというよりも自分でアレンジを加えた構築にしたかったので、当時解禁されたばかりのリベロエースバーンを組み込んだものを使用しました。
対戦レポート(予選編)
第2節(vs 名城ポケモン集会所)
対戦相手:はやとさん ○
(D) vs (D)
「おにび+たたりめ」持ちのカットロトムにかき乱されたりラプラスが受けきれなかったりとかなり苦戦を強いられましたがエースバーンを通し切って勝ち。壁下のラプラス(ダイナックルで倒せるかどうかかなり微妙なライン)に対してダイナックル急所を引いたのはラッキーでした。
第4節(vs 信州大学ポケモンサークル)
対戦相手:ふうせんさん ○
(D) vs (D)
ドラパルトの炎技を警戒しすぎた結果ダイホロウで荒らされましたがダイマックスが終わったタイミングでうまく倒して2vs2に。エースバーンのダイマックスターンをみがわりミミッキュに全て枯らされてしまうもなんとか押し切って、相手のラス1のエースバーンをとびひざげりで沈めて勝ち。技範囲の広さに救われました。
第6節(vs 新潟大学ポケモン同好会)
対戦相手:しろいわさん ○
(D) vs (D)
有利対面を作ってステルスロックを撒くことに成功し、ラプラスのダイマックスターンをうまく枯らしてエースバーンで全抜きを狙います。しかし、きあいのタスキランクルスに「トリックルーム+がむしゃら」で仕事をされてしまい最終的にはエースバーンミラーに。こちらのエースバーンは「素早さ1段階上昇+タイプ変更でふいうち圏外」、相手のエースバーンは「トリックルーム下でこちらより早い+ふいうち圏内」という難しい盤面。「相手がふいうち以外の技を使ってこちらのふいうちが通る」もしくは「こちらのふいうちを読んだ相手がふいうちを使うことを期待してアイアンヘッドを選択する」という完全な択ゲーになってしまいましたがこちらは前者の行動を選択。相手はふいうちを選択しておらずこちらの攻撃が通りなんとか勝利。ヒヤヒヤしました...
第7節(vs ポケモンサークルつるポケ)
対戦相手:じゅうでんさん ○
(D) vs (D)
初手のインテレオンに対してナットレイを受け出しすると次のターンにズルズキンが出てきたので相手の選出時間が切れていたことを確信します(選出画面でも時間が切れていたように見えました)。となるとズルズキン対面でカジリガメがダイストリームを打てれば裏のインテレオンとギャラドスを上から倒して勝てると思ったのでそれを目指すことに。カバルドンでズルズキンのダイマックスターンを枯らして予定通りカジリガメを展開し、そのまま全抜きして勝ち。選出時間切れにいち早く気づいてプラン変更できたのが功を奏しました。
地方予選結果
個人成績4-0、チーム成績3-1で中部ブロックを1位で通過し本戦出場権利を得ました。自分で言うのもなんですが個人全勝によりチームに大きく貢献できたのではないかと思っています。構築のスタートでもある「ペリカジ」を全く出せなかったのが心残りですが、カバルドンとエースバーンの強さを改めて実感できそれを本戦にもつなげることができたのは良かったと思っています。
本戦使用構築
DLCの追加によって使用できるポケモンが増えたのでそれに伴ってパーティを一新しました。最初はこれとは少し違う構築を使おうと思っていましたが、ランクマッチでの調整で思うように勝てなかったため同じ名ポケ1年でシングルバトルを得意とするりん(@rinnryann200101)くんに相談し、アドバイスをもらった上で改良しました。このアドバイスがなかったら落としていた試合もあるため本当に感謝しています。ありがとう!
対戦レポート(本戦編)
第1節(vs 関大ポケサーこうらのカセキ)
対戦相手:Jタさん ○
(D) vs (D)
エースバーン→ギャラドスの交代にパッチラゴンを合わせられたり絶妙なタイミングのギャラドスダイマックスでこちらのギャラドスとエースバーンが倒されてしまったり終始ペースを握られる展開に。「カバルドンvsダイマックスギャラドス」の対面で一時は降参ボタンを押しかけましたが、「残り体力の少ないギャラドスをダイスチルと砂ダメージで倒すことができ、ラスト1体がエースバーンならギリギリ勝てるかもしれない」と思い、一か八かその可能性に賭けてカバルドンにダイマックスを使うことにしました。すると「ダイウォール→ダイスチル→ダイウォール」でギャラドスをギリギリ倒し切ることができ、なんと相手のラスト1体のポケモンはゴリランダーやポリゴン2ではなくエースバーンであったため、アッキのみとダイスチルで防御が2段階上昇したカバルドンでパッチラゴンとエースバーンを受け切って勝ち。相手の対カバルドン用のポケモンがギャラドスのみであったことに救われました。
第2節(vs ポケモン研究愛好会「パチポケ」)
対戦相手:キムラトゥーンさん ○
(D) vs (D)
5体ミラーに加えて残り1体も同じゴーストタイプのポケモン。お互いのポケモンの型(ポリゴン2やギャラドス)が酷似しており持ち物もおそらく同じだろうと言う考えのもと対戦をしていました。途中、相手のダイマックスターンをポリゴン2のみがわりとギャラドスのダイウォールでうまく消費させるも、こちらからの大きな打点がなく結局みがわりポリゴン2ミラーによる膠着状態が続きました。しかし、相手のギャラドスよりもこちらのギャラドスの方が体力を多く残していたこと、また試合終盤にエースバーンのとびひざげりを二度失敗させたことによって(うち1回は技外し)HP残量が勝っており、制限時間切れによるこちらの判定勝ち。お互いに打開策がなく苦しい試合でした...
本戦結果
個人成績2-0、チーム成績1-1で本戦Aブロックの2位となりましたが、決勝トーナメントに進出できるのは1位のチームのみであるため惜しくも決勝トーナメント進出とはなりませんでした... 第3節の結果次第では3すくみになり個人勝数の差でもしかしたら決勝トーナメントに行けていたかもしれないので残りの2校の結果をひたすら祈るしかありませんでした。
最終結果
予選(中部ブロック)...1位/5校中
本戦(Aブロック)...2位/3校中
決勝トーナメント...進出ならず
あと1勝で決勝トーナメントかつベスト8という結果に終わってしまいました...
代表のちゃむ(@chamu_0221)さん曰く、昨年度も本戦2位という結果に終わってしまったそうなので来年こそは決勝トーナメントに駒を進めたいです。(出るかわからないけど)
ちなみに予選で戦って負けた新潟大学と本戦で戦って負けた関西大学は共に決勝トーナメントに進出できたようですが、惜しくもトナメ1回線で敗退してしまったようです。惜しかった...
Special Thanks
ごえき(@gkkky_owamon)さん...チームメイト
ゆーた(@yutasan_pkmn)くん...チームメイト
ちゃむ(@chamu_0221)さん...結果報告等チームのサポート
ぶりとに〜(@shannderakawaii)...トゲキッスの色個体提供
りん(@rinnryann200101)くん...フレ戦及び構築相談相手
まいく(@mike20020227)くん...フレ戦相手
れっつびげん(@letsbigen)くん...フレ戦相手
構築相談やフレ戦での調整等で1年生のみんなに助けてもらいました。何度もフレ戦に付き合ってくれたまいくくんや構築相談に快く乗ってくれたりんくん、いつも何かしらの形で色違い個体を提供してくれるぶりとに〜には特に感謝しています。みんなありがとう!
あとがたり
ここまで読んでいただきありがとうございました。初出場ながらあと少しのところで決勝トーナメントというところまで勝ち進めたのはとても良い経験になりましたが、やはり優勝できなかったことに悔しさが残ります。 しかし、予選・本戦合わせて個人成績6-0という自分の中ではあまりにも出来過ぎな結果を残すことができ、自分のプレイングや構築に対して少し自信を持てるようになりました。 フレ戦や構築相談に付き合ってくれたりずっと応援してくれていた名ポケ1年生のみんなには本当に感謝しています。またこのような機会があれば積極的に参加して強くなれるように努力を続けていきたいです。
以上、「ダブル勢」...ではなく
「名ポケ1年」のやきいもでした!