【めーはれ交流会】物理特殊対抗戦考察(特殊陣営やきいも視点)
どうも、やきいもです。
今回は『名ポケ・にほんばれオンライン交流会』(以下、めーはれ交流会)の種目、『物理特殊対抗戦』に参加したのでそのことに関して考察したことなどを書き残そうと思います。(急いで執筆したのでだいぶ雑です)
ルールについて
・禁止伝説なし、ダイマックスあり(シリーズ9)。
・各サークルで物理陣営か特殊陣営を決めて戦う(今回はにほんばれさん側が物理、名ポケ側が特殊)。
・物理陣営は物理技か変化技、特殊陣営は特殊技か変化技しか使えない。
考察
まずは相手が使ってきそうなポケモンを考えるために対戦ルールが同じだったシーズン18・19・20のシングルバトルの使用率ランキングを調べ、個人的に強そうだと思ったポケモンをピックアップ。
アタッカー
→
サポート・耐久
→
つよそう(こなみ)
これを受けて気になったことは次の3点。
・高速高火力のポケモンが多い(天候、スカーフ込み)
・サンダー(というかダイジェット)の通りが悪い
・草と電気打点を持てるポケモンがあまり多くない
まずエースアタッカーとして候補に上がった、シーズン18・19・20使用率1位のサンダーは通りが悪いと思ったので不採用に。
次に、相手側に草と電気打点を持てるポケモンが少なそうだったため水タイプの受けポケモンが刺さると思い、ミロカロス・ヌオー・ドヒドイデが候補に。
ミロカロスは、特性ふしぎなうろこによって物理耐久を底上げできヒヒダルマに弱点を突かれないという点が優秀であると感じたためそのまま採用。ヌオーは、構築全体の電気の一貫が切れるという点や特性てんねんによって相手の積みエースに強いという点、どくどくにより相手の耐久ポケモンに仕事ができるという点を評価して採用。ドヒドイデは、ドリュウズやパッチラゴンといった高火力アタッカーに弱くヒヒダルマに弱点を突かれてしまうことから受けが安定しないと考え不採用とした。
というわけでこの2体から構築を組み始めることに。
明らかに草タイプのポケモン(ゴリランダーやナットレイ)が重いのでそれらに対して強く出ることができ、バンギラスに対しても打ち合えることからテッカグヤを採用。他のポケモンで疲弊させた相手ポケモンをビーストブーストで一気に倒しに行けるようにアタッカーでの採用とした。
ここまでの3体で、ダイドラグーンが打てるパッチラゴンやウーラオスがきついと思ったためフェアリータイプのポケモンを入れることを検討。水・悪の両ウーラオスのメインウェポンを半減にでき、特性いたずらごころによって相手の上からコットンガードで防御を一気に上げることができるという点からエルフーンを採用。草電気半減なのもグッドポイント。
この時点でアタッカーが1体しかおらず、テッカグヤ以外にもダイマエースが欲しくなったため高速アタッカーを入れることに。スカーフウオノラゴン・パッチラゴンやエースバーンの上から動くことができ、おにびでんじはや両壁を警戒させて型の誤認を誘うことができるドラパルトを採用。ハイドロポンプを入れることにより砂展開を止めることができるのも評価。
最後の1枠としては、ゴーストの一貫が切れて相手のダイマックスドラパルトに強めかつ、しんかのきせきにより数値受けが可能となるポリゴン2を採用。これで構築の完成とした。
個別解説(採用順)
ミロカロス@かえんだま
ふしぎなうろこによる防御上昇やねっとう火傷による相手の火力抑制が優秀であり、弱点が少ないのも相まっていろんなポケモンに対して仕事ができる。とてもえらい。
れいとうビームはドラゴンポケモンへの打点、くろいきりは自身が起点になることを避けることができる技として採用。どの技も有効に働く場面があったためこれで正解だったはず。
選出率:3/5
ダイマックス:1回
ヌオー@アッキのみ
相手の能力上昇を無視しながら自身は耐久を上げることができるポケモン。ただ耐久を過信しすぎると普通に押されるので極力HPを残すプレイングが重要だと感じた。
たくわえるとアッキのみで対面から無理矢理相手を起点にしたり、どくどくでハピナスを流したりできてとても優秀だった。パワーウィップを1回避けてそのまま3タテした試合もあり大活躍だった。
選出率:4/5
ダイマックス:2回
テッカグヤ@じゃくてんほけん
調整...A192ヒヒダルマの鉢巻フレアドライブをダイマックス時最高乱数以外耐え
ミロカロスやヌオーを狩りに来たポケモンを一掃できるダイマエース。相手の鋼ポケモンにも打点が持てるのがえらい。エースバーンや化身ボルトロスと対面した時に困らないようにダイロック媒体のメテオビームを採用した。配信卓でツボツボに負けかけた(!?)
選出率:4/5
ダイマックス:1回
エルフーン@たべのこし
調整...HPを16n+1、余りすばやさ
有象無象を起点にできる最強ポケモン。みがわり連打でトリルターンを稼いだり、死に際にやどりぎのタネを残して裏のポケモンの回復ソースを確保したりと器用な動きができた。雑に初手に投げることができるポケモンであり要所要所で活躍してくれた。
選出率:4/5
ダイマックス:0回
ドラパルト@いのちのたま
第2のダイマエース。選出こそしなかったものの、ドラパルトに対して出てきた悪ポケモンをエルフーンやヌオーで返り討ちにすることができたので結果的には良かったと思う。
選出率:0/5
ダイマックス:0回
ポリゴン2@しんかのきせき
調整...A172ドラパルトの珠140ダイドラグーンを2耐え、余りとくこう
こちらも選出こそしなかったものの、呼びやすい格闘打点持ちやどくどく持ちをエルフーンやテッカグヤで切り返していけるので補完は取れていると感じた。スピードスワップはダイジェットを積んだポケモンや対面からダイマックスでゴリ押されそうな時に打てるように採用した。
選出率:0/5
ダイマックス:0回
実際の対戦
1戦目
vs
オーロンゲを上手くエルフーンでいなしたが、のろいミミッキュに流されてトリルを張られてしまう。しかし、相手のエースがタネばくだんを持っていないはらだいこカビゴンだったのでヌオーで詰め切って勝ち。初戦から想定通りの動きができて満足。
2戦目
vs
がむしゃらエルフーンに苦しめられバイウールーにみがわりバトンを決められるも、ミロカロスのれいとうビームやじこさいせいで上手く凌ぐことに成功。ワルビアルのちょうはつでじこさいせいが使えなくなったためヌオーのダイストリームで無理矢理押し切って勝ち。
3戦目
vs
チョッキすりかえミミロップとうたうハピナスが強敵すぎてTODでも負けそうだったが、最終ターンにハピナスにやどりぎのタネを入れることに成功しHP割合が逆転したため勝利。正直なんで勝てたのか分からないぐらいきつかったけど、すりかえを受けたのが攻撃技が1番多いミロカロスだったことやウーラオス交代に圧をかけるために積極的にムーンフォースを押していたのが大きかったのだと思う。
4戦目(配信卓)
vs
トリックルームをみがわりで上手く枯らし、やどりぎのタネでツボツボを疲弊させてテッカグヤで一気に抜きに行ける体制を整えて勝ち。ラスターカノンでツボツボの特防が上がっていたらこちらが負けていたらしく何気に危ない試合だった。
5戦目
vs
オーロンゲがパワーウィップを持っていて危うくヌオーが突破されかけたが、3回中1回避けたためヌオーを倒されずにバンドリと対面させることに成功。つのドリルも持っていなさそうだったためそのままヌオーで受け切って勝ち。こういった正統派の構築に対してはかなりメタを厚くしていたおかげで難なく対処することができた。
結果・あとがたり
個人としては5戦全勝、チームとしても平均勝率の差で見事勝利となりチームの勝ちに大きく貢献することができました。自分なりの考察に基づき用意したメタが要所要所で有効に働いて勝つことができたため個人的にはとても満足しています。試合後の感想戦で「〇〇がきつかった」と言われたり、相手の構築に自分が想定していたポケモンが比較的多く採用されていたりしたことから今回の考察は比較的うまくいったと自負しています。
この『めーはれ交流会』は今回が最初の開催になりますが、両サークル間の親交をさらに深めていくために来年以降もぜひこの文化が続いていってくれると嬉しいな〜と思います。次回の交流会にもまた特殊ルール種目があるならぜひ参加させていただきたい所存です。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
以上、特殊ルールオタクがお送りしました〜
【スパイクチャレンジ】ウーラサンダーサイクル【最終1805(23位)】
どうも、やきいも(@yakiimo_poke)です。
今回は、公式大会「スパイクチャレンジ」に参加し22勝1敗で最終レート1805・最終順位23位という結果を残すことができたので、その記念に構築記事を書こうと思います。
【構築経緯】
何度か行われていた仲間大会に参加する中で鉢巻ウーラオス・HBサンダーが強いと感じたためこの2体を使うことを決定。
HBサンダーだけでは受けが厳しい物理ポケモン(エースバーンやウオノラゴンなど)を無理やり受けるために数値が高くじこさいせいが使えるHBドヒドイデを採用。
以上の3体では相手の特殊型のポケモンに薄いと感じたため、弱点が少なく特性ダウンロードで自らも殴りに行けるHDポリゴン2を採用。
この4体を軸にして仲間大会などで調整をしているときに高火力の電気技を受けられないことやちょうのまいウルガモスが少し厳しいことが気になったので岩技を搭載したガブリアスを5体目として選択。
最後の1体はドラゴンの一貫を切れるフェアリータイプのポケモンかウーラオスを通す上で障害になってくる相手のフェアリーに強い鋼タイプのポケモンにするかで悩みましたが、環境に増えると予想したウーラオス・サンダー・ガブリアスあたりに比較的強く出ることのできるHBニンフィアを選択することにしました。
以上のようにして6匹の並びが決まりました。
【個別解説】
この構築のエースアタッカー。先発から出してガンガン削っていくもよし、相手のポケモンを毒やゴツメなどのスリップダメージで削って圏内に入れてから一気に抜いていくもよしでとにかく強かったです。上2つの技はタイプ一致の高打点として採用し、どくづきは苦手なフェアリーへの打点、とんぼがえりはサイクル戦を有利に進めるために必要な技だったので採用しました。どくづきの枠はガラルマタドガス意識でアイアンヘッドにした方が良いかもしれません。
選出率同率3位。
サイクルの潤滑油。ダイマックスできないためぼうふうが命中不安になってしまうのが不安材料でしたが、なるべく外しによる負けを減らしたかったので余裕のある対面以外では安全な行動を取るように心がけていました。構築全体でナットレイが少し厳しいためねっぷうを採用しています。HBに振り切っているので火力アップアイテムを持たない陽気ウーラオスのあんこくきょうだをはねやすめで受け切ることができます。
選出率2位。
相手の物理ポケモンに対する受け先。弱点をつける技を持たないポケモンであれば特殊型でも受けが成立する場面が多かったのがめちゃくちゃ強かったです。仲間大会ではトーチカを採用していましたが、ウルガモスやニンフィアの起点になって負けてしまうことが何度かあったのでくろいきりに変更しました。対面からであればくろいヘドロ+じこさいせいで陽気鉢巻ウーラオスのあんこくきょうだのPPを枯らすことができます。
選出率1位。
相手の特殊ポケモンに対する受け先。ドヒドイデなどからどくどくを受けたくなかったのでみがわりを採用しミラー意識で素早さを少し伸ばしました。(本番のミラーではほぼほぼ上を取られていましたが...) 10まんボルトではなくほうでんを採用しているので麻痺によるワンチャンを狙うことができたのも強かったです。
選出率6位。
・調整
HB - A182ウーラオスの鉢巻あんこくきょうだ耐え
HD - C145(無振り)サンダーのぼうふう確定3発
B < D、最速、残りA
補完枠その1。HBサンダーやドヒドイデの前で状態異常を気にすることなくつるぎのまいが出来るようにラムのみを持たせました。サンダーが不利をとる相手の電気タイプのポケモン(レジエレキやストリンダーなど)の多くに有利を取れるので相性はかなり良かったと思います。いわなだれを一度も外さず、スケイルショットもたくさん当ててくれたので出した試合では大活躍でした。
選出率5位。
補完枠その2。主に相手にげきりんを打たれてしまったときの切り返しとして、相手のウーラオスに対しての引き先として活躍しました。火力のないサンダーやガブリアス、ウーラオスといったポケモンに対して比較的有利を取れたり、たべのこし+みがわり+めいそうでポリゴン2やドヒドイデといった耐久型のポケモンに対してごまかしが効くのが強かったです。素早さはポリゴン2意識で少し多めに振っており、残りを防御に振り切ってなるべく役割対象に負けないようにしました。
選出率同率3位。
【選出について】
先発にとんぼがえりやボルトチェンジが使えるのどちらか、後発に受け先としてのうちから2体というのが1番多い出し方でした。
はめちゃくちゃ刺さっていれば先発から、相手の電気技を透かしてから展開したい時は後発に置いていました。
【戦績】
22勝1敗(勝率95.7%) レート1805 最終順位23位
【さいごに】
簡単な内容でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。剣盾に入ってから公式大会で1800を超えられたことがなかったので「今回こそは」と思って挑みましたが、自分でも驚くほど高い勝率で目標に到達できてとても嬉しいです。自分は事前考察があまり得意ではないのですが、何度も仲間大会に参加して色々な構築を試したり相手の並びを研究できたことが功を奏したと思います。
今回の大会はシングルバトルでしたが、普段はダブルバトルを主にやっているので数週間後のPJCS予選は全力で勝ちに行きたいと思っています。
PCL2020振り返り
こんにちは、やきいも(@yakiimo_poke)です!
今回は、僭越ながらPCL2020に名大ポケモン研究所(以下、名ポケ)のメンバーとして参加させていただいたのでそのときの対戦やその他諸々について振り返っていきたいと思います。
※予選第1節、第3節 、第5節、第8節、本戦第3節は対戦がありませんでした。
PCLについて
↑詳しくはこちらから
今回、自分は「シングルB」の選手として出場しました。普段はダブルバトルを主にやっているのですが、既にダブルでの出場を希望している人がいたことと他にシングルで出場したいと言う人がいなかったという理由からシングルでの出場となりました。シングルバトルはあまり得意な方ではありませんが、新歓大会で2位に入賞したことや同じチームメイトのごえきさんからプレイング・構築についてお褒めの言葉をいただいたことから出場に踏み切りました。
地方予選使用構築
自分一人で構築を組む力がなかったので、以前から使ってみたいと思っていた「ペリカジ」で検索をかけてヒットしたものの中から自分でも使いやすそうなものを選びました。元の構築そのままというよりも自分でアレンジを加えた構築にしたかったので、当時解禁されたばかりのリベロエースバーンを組み込んだものを使用しました。
対戦レポート(予選編)
第2節(vs 名城ポケモン集会所)
対戦相手:はやとさん ○
(D) vs (D)
「おにび+たたりめ」持ちのカットロトムにかき乱されたりラプラスが受けきれなかったりとかなり苦戦を強いられましたがエースバーンを通し切って勝ち。壁下のラプラス(ダイナックルで倒せるかどうかかなり微妙なライン)に対してダイナックル急所を引いたのはラッキーでした。
第4節(vs 信州大学ポケモンサークル)
対戦相手:ふうせんさん ○
(D) vs (D)
ドラパルトの炎技を警戒しすぎた結果ダイホロウで荒らされましたがダイマックスが終わったタイミングでうまく倒して2vs2に。エースバーンのダイマックスターンをみがわりミミッキュに全て枯らされてしまうもなんとか押し切って、相手のラス1のエースバーンをとびひざげりで沈めて勝ち。技範囲の広さに救われました。
第6節(vs 新潟大学ポケモン同好会)
対戦相手:しろいわさん ○
(D) vs (D)
有利対面を作ってステルスロックを撒くことに成功し、ラプラスのダイマックスターンをうまく枯らしてエースバーンで全抜きを狙います。しかし、きあいのタスキランクルスに「トリックルーム+がむしゃら」で仕事をされてしまい最終的にはエースバーンミラーに。こちらのエースバーンは「素早さ1段階上昇+タイプ変更でふいうち圏外」、相手のエースバーンは「トリックルーム下でこちらより早い+ふいうち圏内」という難しい盤面。「相手がふいうち以外の技を使ってこちらのふいうちが通る」もしくは「こちらのふいうちを読んだ相手がふいうちを使うことを期待してアイアンヘッドを選択する」という完全な択ゲーになってしまいましたがこちらは前者の行動を選択。相手はふいうちを選択しておらずこちらの攻撃が通りなんとか勝利。ヒヤヒヤしました...
第7節(vs ポケモンサークルつるポケ)
対戦相手:じゅうでんさん ○
(D) vs (D)
初手のインテレオンに対してナットレイを受け出しすると次のターンにズルズキンが出てきたので相手の選出時間が切れていたことを確信します(選出画面でも時間が切れていたように見えました)。となるとズルズキン対面でカジリガメがダイストリームを打てれば裏のインテレオンとギャラドスを上から倒して勝てると思ったのでそれを目指すことに。カバルドンでズルズキンのダイマックスターンを枯らして予定通りカジリガメを展開し、そのまま全抜きして勝ち。選出時間切れにいち早く気づいてプラン変更できたのが功を奏しました。
地方予選結果
個人成績4-0、チーム成績3-1で中部ブロックを1位で通過し本戦出場権利を得ました。自分で言うのもなんですが個人全勝によりチームに大きく貢献できたのではないかと思っています。構築のスタートでもある「ペリカジ」を全く出せなかったのが心残りですが、カバルドンとエースバーンの強さを改めて実感できそれを本戦にもつなげることができたのは良かったと思っています。
本戦使用構築
DLCの追加によって使用できるポケモンが増えたのでそれに伴ってパーティを一新しました。最初はこれとは少し違う構築を使おうと思っていましたが、ランクマッチでの調整で思うように勝てなかったため同じ名ポケ1年でシングルバトルを得意とするりん(@rinnryann200101)くんに相談し、アドバイスをもらった上で改良しました。このアドバイスがなかったら落としていた試合もあるため本当に感謝しています。ありがとう!
対戦レポート(本戦編)
第1節(vs 関大ポケサーこうらのカセキ)
対戦相手:Jタさん ○
(D) vs (D)
エースバーン→ギャラドスの交代にパッチラゴンを合わせられたり絶妙なタイミングのギャラドスダイマックスでこちらのギャラドスとエースバーンが倒されてしまったり終始ペースを握られる展開に。「カバルドンvsダイマックスギャラドス」の対面で一時は降参ボタンを押しかけましたが、「残り体力の少ないギャラドスをダイスチルと砂ダメージで倒すことができ、ラスト1体がエースバーンならギリギリ勝てるかもしれない」と思い、一か八かその可能性に賭けてカバルドンにダイマックスを使うことにしました。すると「ダイウォール→ダイスチル→ダイウォール」でギャラドスをギリギリ倒し切ることができ、なんと相手のラスト1体のポケモンはゴリランダーやポリゴン2ではなくエースバーンであったため、アッキのみとダイスチルで防御が2段階上昇したカバルドンでパッチラゴンとエースバーンを受け切って勝ち。相手の対カバルドン用のポケモンがギャラドスのみであったことに救われました。
第2節(vs ポケモン研究愛好会「パチポケ」)
対戦相手:キムラトゥーンさん ○
(D) vs (D)
5体ミラーに加えて残り1体も同じゴーストタイプのポケモン。お互いのポケモンの型(ポリゴン2やギャラドス)が酷似しており持ち物もおそらく同じだろうと言う考えのもと対戦をしていました。途中、相手のダイマックスターンをポリゴン2のみがわりとギャラドスのダイウォールでうまく消費させるも、こちらからの大きな打点がなく結局みがわりポリゴン2ミラーによる膠着状態が続きました。しかし、相手のギャラドスよりもこちらのギャラドスの方が体力を多く残していたこと、また試合終盤にエースバーンのとびひざげりを二度失敗させたことによって(うち1回は技外し)HP残量が勝っており、制限時間切れによるこちらの判定勝ち。お互いに打開策がなく苦しい試合でした...
本戦結果
個人成績2-0、チーム成績1-1で本戦Aブロックの2位となりましたが、決勝トーナメントに進出できるのは1位のチームのみであるため惜しくも決勝トーナメント進出とはなりませんでした... 第3節の結果次第では3すくみになり個人勝数の差でもしかしたら決勝トーナメントに行けていたかもしれないので残りの2校の結果をひたすら祈るしかありませんでした。
最終結果
予選(中部ブロック)...1位/5校中
本戦(Aブロック)...2位/3校中
決勝トーナメント...進出ならず
あと1勝で決勝トーナメントかつベスト8という結果に終わってしまいました...
代表のちゃむ(@chamu_0221)さん曰く、昨年度も本戦2位という結果に終わってしまったそうなので来年こそは決勝トーナメントに駒を進めたいです。(出るかわからないけど)
ちなみに予選で戦って負けた新潟大学と本戦で戦って負けた関西大学は共に決勝トーナメントに進出できたようですが、惜しくもトナメ1回線で敗退してしまったようです。惜しかった...
Special Thanks
ごえき(@gkkky_owamon)さん...チームメイト
ゆーた(@yutasan_pkmn)くん...チームメイト
ちゃむ(@chamu_0221)さん...結果報告等チームのサポート
ぶりとに〜(@shannderakawaii)...トゲキッスの色個体提供
りん(@rinnryann200101)くん...フレ戦及び構築相談相手
まいく(@mike20020227)くん...フレ戦相手
れっつびげん(@letsbigen)くん...フレ戦相手
構築相談やフレ戦での調整等で1年生のみんなに助けてもらいました。何度もフレ戦に付き合ってくれたまいくくんや構築相談に快く乗ってくれたりんくん、いつも何かしらの形で色違い個体を提供してくれるぶりとに〜には特に感謝しています。みんなありがとう!
あとがたり
ここまで読んでいただきありがとうございました。初出場ながらあと少しのところで決勝トーナメントというところまで勝ち進めたのはとても良い経験になりましたが、やはり優勝できなかったことに悔しさが残ります。 しかし、予選・本戦合わせて個人成績6-0という自分の中ではあまりにも出来過ぎな結果を残すことができ、自分のプレイングや構築に対して少し自信を持てるようになりました。 フレ戦や構築相談に付き合ってくれたりずっと応援してくれていた名ポケ1年生のみんなには本当に感謝しています。またこのような機会があれば積極的に参加して強くなれるように努力を続けていきたいです。
以上、「ダブル勢」...ではなく
「名ポケ1年」のやきいもでした!
【ポケモン剣盾】ミドロバルジコントロール【S8ダブル 最終1903(183位)】
アローラ!(死語)
やきいも(@yakiimo_poke)です。
今回は、シーズン8のダブルバトルランクバトルで使用し最高最終レート1900超えかつ最終順位100位台を達成した構築について解説していこうと思います。
【構築経緯】
鎧の孤島の追加で新しく使用可能となったポケモンを使おうと思いリストを眺めていたところ、が目に止まったので試しに構築を組んでみることにしました。遅い素早さを生かすためにトリックルームを軸にすることに決め、高耐久のかをトリル要員として採用することにしましたが、じならしでのじゃくてんほけんの発動を狙えることからを使ってみることにしました。
また、足りない防御をいかくで補えるかつ「ねこだまし+トリックルーム」の動きを可能にできることからを採用しました。については同じ型でS7でも使用しており、トリックルーム下でこちらにとって脅威となるに対してじばくで一掃が狙えることや、あくびによるサポート型と相手に誤認させやすいことを評価して再び使うことにしました。
5体目には、ここまでの4体で厳しいやといったいわタイプのポケモンに対して大きく削りを入れられるポケモンとして(キョダイマックス個体)を採用しました。(この枠は正直あまりしっくりきておらず、いろいろ考えてはみましたが他に良さげなポケモンが見つからなかったのでとりあえずこのままずっと使っていました。)
そして最後の1枠として採用したのが(右上で異彩を放つ)です。このポケモンの採用に至った理由はいくつかあるので下に箇条書きで記します。
・では受け切ることができない+のワイドフォースをシャットアウトすることができる。
・やといった高耐久ポケモンに対して、「ちょうはつ+どくどく+はねやすめ」で相手の展開を阻害しつつ粘り勝つことができる。
・とくせい「ぼうじん」によりキノコのほうしやねむりごなを無効化することができる。
・環境に多いといったポケモン達から弱点をつかれることがほとんどなく倒されにくい。
以上のような理由からを採用することとし、6体の並びが決まりました。
【個別解説】
ドラミドロ
れいせい
171(244)-×-112(12)-163(252)-143(0)-44(0)
調整:H奇数最大でほぼHC
本構築のダイマエース。「じゃくてんほけん+てきおうりょく」の火力がヤバくて病みつきになりました。特防があまり高くないポケモンや毒・龍が弱点のポケモンであればダイマックスしていても基本的にワンパンできます(楽しい)。
ヘドロばくだんとりゅうせいぐんはタイプ一致技として、ハイドロポンプは他に特に入れたい技がなかったのでメインウェポンが通らない相手に打てる技として採用しました。まもるは二度目のトリックルーム展開を狙う際に「まもる+トリックルーム」という動きができるのが強いと感じたので採用しました。
バルジーナ
おだやか
217(252)-×-125(0)-75(0)-158(228)-104(28)
調整:同族意識で少しS振り、残りHD
いろいろしっくりきたポケモン。低速高耐久のポケモンを確実に毒殺できるポケモンとして白羽の矢が立ちました。ねむりごなやキノコのほうしが効かないのも強いです。
技についてはバルジーナの採用理由でもあるどくどく・はねやすめは確定とし、相手の変化技を止めてこちらの動きを邪魔させないようにできるちょうはつを採用しました。最後の技はちょうはつを受けたときにも仕事ができるように攻撃技であるイカサマかバークアウトで悩み、最終的にはねやすめで生存できる可能性が上がることから相手の火力を落とせるバークアウトを選択しました。 持ち物については、最大HPの半分以上のダメージを受けた際にバークアウトと合わせて次のターンの攻撃を耐えられるようにオボンのみとしました。
ガオガエン
のんき
201(244)-135(0)-141(148)-100(0)-125(116)-72(0)
調整:A168エースバーンのダイナックル(とびひざげり)耐え、残りD
環境の大体のガオガエンの下は取れているのと最遅アシレーヌの上からすてゼリフが打てることから、最遅ではなくS個体値31に下降補正をかけたものになっています。(最遅でなくて困ったことは特にありませんでした。)
トリックルームの始動をサポートするためのねこだまし、相手の火力を下げつつトリックルームエースを盤面に出すことができるすてゼリフを採用し、構築単位で少し重めな鋼タイプに対する炎打点として主にエースバーンなどのダイナックルやダイジェットに対して追加効果が狙えるしっとのほのおを選択しました。またダメおしは、横に並ぶことの多いバルジーナやサマヨールの攻撃と合わせて威力を上げることができる(サマヨールとは主にトリル下で横に並ぶ)点を評価して採用しました。
しかし後述するゴリランダーだけではバンギラスやテラキオンなどの岩タイプのポケモンがキツかったため、炎・悪どちらかの攻撃技をインファイトに変えるのもいいと思いました。
ゴリランダー(キョダイマックス個体)
いじっぱり
207(252)-181(156)-114(28)-×-91(4)-114(68)
調整:準速61族抜き、A4↑テラキオンのダイロック(いわなだれ)耐え、残りAD
構築作成当初(7月初旬)、「ダイマテラキオンどうするんや」とふと思い対抗策として考えたポケモン。(しかし実際の環境はテラキオンよりもドラパルトがダイマックスする構築の方が多く完全に産廃と化してしまった...) 何か1枠変えるなら間違いなくこのポケモンだとは思いますが代替案を思いつくことができないままシーズンが終わってしまいました()
構築全体がかなり遅いポケモンで構成されているので、草打点としてはグラスフィールド下で先制することができるグラススライダーを採用しました。残りの技としては、(ほとんどありませんが)サマヨールと並んだ際に「ねこだまし+トリックルーム」の動きができるようにねこだまし、サイクルを回せるようにとんぼがえり、しんかのきせきやとつげきチョッキといったドラミドロで倒しにくくなるようなアイテムをなくせるはたきおとすを選択しました。
とんぼがえりはほとんど打たなかったので、鋼タイプに打点を持てるように10まんばりきやばかぢからにした方がいいと思いました。
サマヨール
なまいき
147(252)-×-152(12)-×-199(244)-27(0)
調整:C161キングドラのいのちのたま+てだすけ+あめダイストリーム(ハイドロポンプ)耐え、C187ポリゴンZのいのちのたま+てだすけダイアーク(あくのはどう)耐え、残りB
トリックルーム始動枠兼じゃくてんほけん起動枠であるこの構築の要。
新環境に入ったばかりで増えると予想していたトノグドラやポリゴンZの前でもトリックルームができるように思い切って特防に厚くしました。これが思いの外生きる場面が多く、防御に厚い型と予想して出てきたでろう特殊ポケモンの攻撃を余裕を持って耐え、トリックルームを決めてそのまま勝ってしまうことも多々ありました。しかし、物理耐久を落としてしまったせいで相手の物理ドラパルトがかなり重くなってしまい、その結果ダイマドラパ+テラキのような構築に対しての勝率が著しく低くなるという弊害があったのでそれが欠点だと感じました。
技については、本構築のスタートでもあるトリルドラミドロを最大限活かすためのじならしとトリックルームは確定として、残りはノーマルタイプ以外のポケモンに対して確実に削りを入れられるナイトヘッドと回復ソースになりうるいたみわけを採用しました。
カビゴン
ゆうかん
245(76)-178(252)-108(180)-×-130(0)-31(0)
第2のトリルエース兼対イエブリ用兵器。LCQやシーズン7で使用していた個体と同じく、たなか(@tanaka_pokemon)さんのブログに掲載されていた調整・技構成をそのまま拝借しました。
ゴリランダーがいることからたべのこしやグラスシードを持ったサポート型と誤認されることが多く、相手の意識外から高火力で殴ることができて使っていて楽しいポケモンでした。この枠は他にトリルエースになれるポケモンやイエブリに対して強いポケモンならなんでもいいと思いますが、その中でも自分は使い慣れているカビゴンを選択しました。
【選出について】
基本選出
先発+後発()
基本的には「ねこだましorすてゼリフ+トリックルーム」を狙います。トリックルーム後にドラミドロの攻撃をうまく通すことができれば大体勝ちです。サマヨールの体力を温存できていれば二度目のトリル展開も狙ったりできます。カビゴンの通りが悪いときや相手にポリゴン2などの高耐久ポケモンがいるときにはバルジーナを出します。
「ガオガエン+サマヨール(+バルジーナ)」で盤面をコントロールし、エースのドラミドロやカビゴンを通していくというイメージです。
対バナコー
先発+後発
すてゼリフやバークアウトで相手の火力を抑えながらトリックルームをせずにドラミドロを通しにいきます。(トリックルーム下のコータスのあくびが厄介なため) ドラミドロでバルジーナに打点を持つポケモン(バンギラスやトゲキッスなど)を倒し切ることができればねむりごなの効かないバルジーナで詰めて勝ちです。
対イエブリ
先発+後発
相手の初手がイエッサン+ブリムオンであれば「ガエン→サマヨ+じばく」で数的有利を取りに行きます。アイアンローラーなどを警戒してイエッサンはまもるではなくこのゆびとまれを押してくれるので大体通ります。どちらもきあいのタスキでなければ3vs2の状況が出来上がるのであとはドラミドロを通して押し切ります。
対ドラパテラキ
先発+後発
不利構築。キョダイコランダ+しっとのほのおでテラキオンを狙い、そのあとドラパルトを倒すことを目指します。プレイが噛み合ってうまく倒すことができれば残りのポケモンをドラミドロ+バルジーナで詰めて勝てますが、正直こんなにうまくいくことは少ないです。
【キツいポケモン・並び】
ドラパテラキ
岩ポケモン+高速アタッカーのような並びが受けきれないためマジでキツいです。ドラパルトがダイマックスしてきたら全員破壊されます。
バンドリ
前述の通り岩タイプ+高速アタッカーの典型的な並び。うまくカビゴンのばかぢからを当てるかダイドラグーンといかくを駆使して火力を削ぐしかありません。りゅうのまいやつるぎのまいを使ってきたら大人しく降参しましょう。
絶対勝てないというわけでもないがそれなりにキツいポケモン。すてゼリフやサマヨールの高耐久を生かしてダイマックスを凌ぎ切り、トリックルームで返していくことができればなんとか戦えます。
あくびカビゴン
バルジーナのちょうはつで止められれば全く脅威ではなくなりますが、基本的に初手に投げられやすいポケモンなのでこちらがバルジーナを初手に出すことがほとんどない関係上少し対処が難しいです。交代を駆使してうまくあくびループから抜けることを目指します。
バルジーナに弱いポケモンなのでバルジーナを出せればいいのですが、取り巻き次第でバルジーナが出せないときには脅威になります。全員眠らされてオワオワリです。
(あれ、催眠キツくね...?)
【主な成績】
ランクマッチ(ダブルバトル)・シーズン8最終183位 (62勝34敗)
南白オンライン 8位/290人中 (10勝3敗)
めーぽけ交流戦(vsコウ(@kououp)さん)
†大敗†
【さいごに】
ここまで読んでいただきありがとうございました。 ダブルバトルを始めてから通算3回目かつ剣盾初のレート1900を達成することができ個人的にかなり満足しています。シーズン8はシーズン7に比べて全体的にレートがインフレしており、シーズン7なら最終2桁確実であった1900でもシーズン8の最終2桁には届きませんでした。しかし、新環境でまず1900を達成することが当初の目標だったので順位に関してはあまり気にしていません。
シーズン9はPCLの関係上シングルの方に力を入れていてダブルをやる時間があまりないので、シーズン10で最終2桁かつ自己最高レートの更新を狙っていきたいと思っています。
【PJNO2020 -ソード・シールド部門-】対戦レポート
お久しぶりです、やきいも(@yakiimo_poke)です。
今回は、6/13に行われた仲間大会「PJNO2020 LCQ」での上位入賞により6/27、6/28に行われた「ポケモンジャパンナショナルオンライン2020(以下PJNO)」に出場したので、そのときの対戦レポートを残そうと思います。拙い文章ではあるとは思いますが良ければ読んでいただけると嬉しいです。
↑PJNOについてはこちらから
- LCQについて
7-0の最終レート1603で9位通過でした。1600あれば本戦参加権利が獲得できる上位19人には入れるだろうと予想していたので、この戦績にはかなり満足していました。
使用構築はこちら。メタリス(@metalis_Poke)くんに案をもらいました。
- PJNO使用構築
当日使用した構築です。詳しくはリバティノートさんに記事を寄稿させていただいたのでこちらをご覧ください。↓
Round1 vs げべぼさん (○×○)
1戦目 ○
+
VS
+(D)
バンドリに対して出てきたであろうロトムを10万馬力で倒し、オーロンゲもマジカルシャインで大きく削って数的有利を取ります。相手のドリュウズも同じく型破りでロトムでは受けが効かないことに焦りましたが、弱点保険で上がった攻撃を鬼火で相殺し勝ち。
2戦目 ×
(D)+
VS
+(D)
1戦目の選出ではドリュウズが少し辛かったためロトムをドラパルトにする考えもありましたが2戦目は最悪落としても良かったのでとりあえず選出はそのまま。案の定、壁下のドリュウズに剣の舞を使われてしまい止められなくなってしまったため負け。うまくやられてしまいました。
3戦目 ○
+(D)
VS
+(D)
ギャラドスが威嚇であること、先ほどの試合でこちらがドリュウズを止めきれなかったことから3戦目もドリュウズダイマックスであると予想し、後発ドラパルトダイマックスのプランを立てます。しかし、こちらの思うようにはドリュウズを削ることができず負けが見え始めたところ、ダイアース後のドリュウズに対しバークアウトが入ったウインディの火炎放射が急所に当たってドリュウズを撃破。そのままトゲキッスのマジカルシャインで相手を削り切って勝ち。3戦合わせて10回以上は急所に当てたので完全に上振れでの勝利でした...
Round2 vs ハルさん (×○○)
1戦目 ×
+(D)
VS
+(D)
ペリッパーのワイドガードでこちらの技がうまく通らずヤミラミにこうこうのしっぽトリックや鬼火で好き放題やられてしまいます。バンギラスも動きづらい状況だったためドラパルトで押し切ろうとするもダイアースを使ったトリトドンに詰まされてしまい負け。
2戦目 ○
(D)+
VS
+(D)
ワイドガードが厄介だったため初手でバンギラスをダイマックスさせペリッパーを倒すつもりでしたが先発には出ず。ヌメルゴンの型がわからなかったため地ならしダイロックで処理しにかかるとダイマックスせず攻撃してきたためそのまま倒すことに成功。その後ペリッパーをダイマックスさせてきましたが、トゲキッスのこの指とまれで攻撃を受けられるような盤面を作りバンギラスで攻撃し続けて撃破。ラス1のナットレイが鉄壁型だったので隠していたドラパルトで詰めて勝ち。
3戦目 ○
(D)+
VS
+(D)
ここまで出てこなかったカメックスが出てきてかつペリッパーのワイドガードを警戒しなければいけない盤面に。しかし2戦目で初手ダイマックスの姿勢を見せていたのでワイドガードは使ってこないと予想し、地ならし鬱憤ばらしでカメックスを狙います。これが見事に決まりカメックスを撃破。その後トリトドンを出されるが上は取れていると思っていたのでダイアークで削り、ワイドガードの択にも勝ち続けドリュウズ+トゲキッスでラス1のヌメルゴンを倒し切って勝ち。
Round3 vs バンギラスさん (○××)
1戦目 ○
(D)+
VS
(D)+
エースバーンがダイマックスしてくるかと思ったらドラパルトがダイマックスを切ってきたためダイアークで突破。カビゴンが呪いリサイクル型だったのでダイナックルで攻撃を上げなんとか押し切って勝ち。
2戦目 ×
(D)+
VS
(D)+
1戦目でドラパルトダイマックスが見えていたのでそれに合わせる形でトゲキッスを選出。ドラパルトは倒すことに成功するも、呪いカビゴンがやはりキツくバンギラスで押しきれなくなって負け。
3戦目 ×
+(D)
VS
+(D)
バンギラスを先発で出さなかったことが裏目に出てしまいサマヨールにトリックルームを展開され、眼鏡と思われるロトムに暴れられて負け。完敗でした...
Round4 vs ペンギンさん (○○)
1戦目 ○
(D)+
VS
+(D)
またしても剣の舞ドリュウズを引いてしまいましたが相手がダイマックスを切らなかったためウインディで処理。その後も相手の裏のポケモンにトゲキッスが刺さっていたためダイマックスさせそのまま押し切って勝ち。
2戦目 ○
(D)+
VS
+(D)
初手でアイアンヘッドが急所に当たってトゲキッスを倒し思わぬラッキーな展開に。その後は1戦目と同じくウインディでドリュウズをいなしながらこちらのトゲキッスを通して勝ち。相手のウインディがこちらのトゲキッスを大きく削る技を持っていなかったのが救いでした。
Round5 vs ネイティオ?さん (××)
1戦目 ×
+
VS
+(D)
三度目の剣の舞型破りドリュウズ。ガオガエンとトゲキッスでうまくドリュウズを守りながら攻撃を通され、受けが効かなくなって負け。
2戦目 ×
(D)+
VS
+(D)
剣の舞を許してしまいドラパルト+ドリュウズの並びにひたすら上から攻撃され続け負け。打開策を見つけることができずいいようにやられてしまったので反省です...
Round6 vs amayaさん (××)
1戦目 ×
(D)+
VS
(D)+
エルフーン入りのラプラス構築に対する勝率が悪かったため苦戦を強いられました。バンギラスの弱点保険を警戒した巧みなプレイで火力が控えめなバンギラスを放置されてしまいウオノラゴンがどうしようもなくなって負け。
2戦目 ×
(D)+
VS
(D)+
ローブシンが出てこないことがわかったのでトゲキッスをドラパルトに変え、追い風が切れてからウオノラゴンを流星群で倒すプランを立てます。1戦目と同じくバンギラスの弱点保険を警戒されてしまってウインディとロトムを倒されてしまいますが、ダイナックルを2回積んだバンギラス+ドラパルトvsウオノラゴン+ナットレイという盤面を作ることに成功。流星群で予定通りウオノラゴンを倒したものの馬鹿力をオーロラベール下のナットレイにミリ耐えされてしまって負け。あと1ターン待てば壁ターンが終わる状況だったので完全なプレミです。どのみち耐えられると思っていましたが、後から計算したら宿木の種の回復込みでも倒せていたようなので自分の甘さを実感しました...
Round7 vs わいぽんさん (×○○)
1戦目 ×
+(D)
VS
(D)+
ブリムオンを警戒してバンドリから入るとエースバーンが出てきて苦しい状況に。ドラパルトをダイマックスさせエースバーンと打ち合いなんとかバンギラスvsコータスの盤面まで持ち込みます。しかし、トリックルーム最終ターンにもかかわらずバンギラスを守らせず、ボディプレスを打たれて負け。守るを押していても岩雪崩で倒せないHPだったので怯みを引けなければどのみち負けでしたが、またしてもプレミをしてしまい後がなくなります。
2戦目 ○
+(D)
VS
(D)+
相手の選出は変わらず、こちらはドリュウズとトゲキッスを並べてトゲキッスに注意を向けさせることを狙いました。ダイバーンが鋼タイプのエースバーンに思いの外入らなかったので困惑しましたが、ウインディの威嚇やドラパルトのダイドラグーンで相手の火力を抑え、そのまま押し切って勝ち。コータスがHPフルで噴火を打ってこなかったことから噴火を持っていないこともほぼ確定し3戦目に向け有益な情報を得ます。
3戦目 ○
(D)+
VS
+(D)
相手の出し方的にトリックルームを狙っていることがわかり、この時点で裏はコータス+ブリムオンだろうと決め打っていました。岩雪崩マジカルシャインで削りを入れるとやはり相手はトリックルームを選択。非ダイマックス運用想定のドリュウズをあえてダイマックスさせ、先にダイアースで特防を上げておくことで裏から出てくるであろうコータスとブリムオンを迎え撃ちに行きます。この作戦が見事に決まりトリックルームのターンを凌ぎ切って、ドラパルト+ドリュウズで削れたコータス+ブリムオンを縛って勝ち。この勝ち筋に気づけたのは大きかったです。
- 最終成績
Day1 35位/総参加者92人中(ドロップ含む)
R1 ○×○
R2 ×○○
R3 ○××
R4 ○○
R5 ××
R6 ××
R7 ×○○
オポネントの差で惜しくもDay2進出(Top32)とはなりませんでした...
- Special Thanks
LCQの構築案をくれたメタリス(@metalis_Poke)くん、および構築改良に携わったエトル(@Nonnem129)さん、みはいろ(@Mihajlo_e_1033)くん
本戦で使用した色違い個体の提供
→ドリュウズ...ゆとり(@rajnk3)さん
→ドラパルト...さき(@poke_saki)さん
→トゲキッス...ぶりとに〜(@shannderakawaii)
フレ戦に付き合ってくれた方々
裏で応援してくれていた名ポケ1年生のみんな
ありがとうございました!!
- さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
非公式ではありますがこのような大型大会に参加したのは初めてでした。結果自体はオポネント差で予選落ちとなってしまいましたが、世界チャンピオンや全国チャンピオンなどといった強者の方と対戦できたのは自分にとってとても良い経験になりました。
また、参加者のほとんどが8月に行われる公式大会の出場権を持っている中自分は権利を持っていないのでまたこのような場で戦えないことが悔しいですが、この悔しさをバネにして来年度の予選を突破できるだけの実力をつけていきたいと思います。
最後になりますが、このような大会を企画・運営してくださったPJNOおよびリバティノート運営の皆様、本当にありがとうございました!!
【2018 International Challenge November・February使用構築】トリルルナオーガ (Nov.1809 Feb.1756)
アローラ!お久しぶりです、やきいも(@yakiimo_poke)です。
今回はInternational Challenge November・Februaryで使用した構築について簡単に紹介していきたいと思います。
どちらも予選抜けとはならずいわゆる供養という形での公開にはなってしまいましたが見ていただけると嬉しいです(><)
【International Challenge November】
【使用構築】
アローラルナオーガ
*やよい(@yayoipoke1120)さんが考案した構築をほとんどそのまま使わせていただきました。(元構築はカプ・コケコのしぜんのいかり→マジカルシャイン)
ありがとうございましたm(_ _)m
【個別解説】
本構築のエース。トリックルーム下で出来るだけ上を取れるようになるべく遅くしました。ルナアーラの天敵のガオガエンを上から縛れるのは強かったです。
本構築の要。構築全体がすばやさを落としているため苦手なイベルタルの前でもトリックルームを決めていけるようにナモのみを持たせました。並びだけではトリックルームと断定されずおいかぜを持っていると予想されることが多かったのでそれを逆手にとれたりして強かったです。
相手にナットレイがいる場合やカミツルギが出せない時にしか出さなかったので選出率はあまり高くありませんでした。とはいえたつじんのおびで火力を上げているので、はたきおとすでヤレユータンが一撃で倒せたりと思わぬ場面で活躍しました。
対オーガゼルネ用の駒として採用。なるべく火力を落としすぎず特殊耐久に厚くしたので大抵の攻撃を耐えて反撃してくれました。主にトリックルームが切れかかる終盤に出し相手の攻撃を耐えて反撃でビーストブーストで火力を上げ、トリックルームが切れてから上を取れるポケモンを倒していく動きが強かったです。
本構築で唯一すばやさに振っているポケモン。ルナアーラの苦手なイベルタルを牽制するために採用しましたが基本選出であるルナテテフ+オーガツルギでもある程度対処できるためほとんど選出機会はありませんでした。
主に先発でルナアーラと出してサイドチェンジでルナアーラを守りながらトリックルームを決めたり、サイコフィールドを貼ってカイオーガを先制技から守ることができるため採用。
レート帯が上がるにつれてサイドチェンジが読まれるようになってきましたが1700までは比較的読まれにくくてEasyWinしやすいのが強かったです。トリックルームを決めてから腐らないようにいのちのたまを持たせているので、先発で出したルナアーラとの盤面がそのまま崩されないまま勝ってしまうこともしばしばありました。
【International Challenge February】
【使用構築】
ルナオーガジバコ
*INC Novemberで使用した構築をアレンジして使いました。
【個別解説】
Novemberと同じものを使用しました。大会開始前はグラゼルネが増えていたようですが、本番ではあまり当たらず思ったより通しやすかったです。
やよいさんに調整案を貰いました。耐久に振っているお陰で色々耐えられてトリックルームを展開しやすく無難に強かったです。カシブのみにしてみてもいいと感じました。
調整はそのままで技と持ち物を変えて採用しました。バークアウトを受けた状態でもZムーンフォースで無振りイベルタルを倒すことができたり、中々読まれなかったりと活躍してくれました。しぜんのいかり+Zムーンフォースでルナアーラが苦手なガオガエンを無理やり削りに行くこともできて腐りにくかったです。
カイオーガと同じくNovemberと同じものを使用しました。相変わらずオーガゼルネに強くて頼りになりました。特に書くことがないぐらい無難に強かったです()
トリルエースとして採用。自分以外に使っている人を見なかったぐらいには珍しいポケモンだと思います。(ランキングには普通にこの型以外も載ってましたが…)トリックルーム下でカイオーガと並べることができればほとんど攻撃を受けきれられずにゴリ押しで勝てるのが爽快でした。対カ・エールさん戦で大暴れしたMVP。
こちらもやよいさんに案を貰いました。パワーアンクルを持っているため、トリックルーム下でカイオーガと並んだ時にあまごい→しおふきの順で技を出せてグラードンの後出しを許さないのが強かったです。しかしあまり使い方が上手くなく、思うように活躍させてあげられなかったのが心残りです…
【基本選出】
(先発)+
(後発)+or
基本的には先発はルナアーラ+カプ・テテフで固定でたまにカミツルギと出すぐらいです。
後発はカイオーガともう1匹トリルエースを出す形になります。(Februaryの方であれば、対グラードンではウォーグル、対ゼルネイベルなどジバコイルが通りそうであればジバコイルといった感じです。)
【戦績】
- International Challenge November
使用構築:
最高レート:1809
最終レート:1809
最終順位:124位/73060人中
対戦内訳:34-10 ○○○○○○○×○○×○○○○○○×○○○×○○○○○×○○×××○○×○○○○×○○○
勝率:77.3%
- International Challenge February
使用構築:
最高レート:1761
最終レート:1756
最終順位:235位/51970人中
対戦内訳:32-13 ○○○×○○○○○○○○○○○×××○×○○×○○×○×○○×○××○○○×○○○○○×○
勝率:71.1%
【総括】
やよいさんに貰った構築がすごく手に馴染んで、苦手意識の強かったサンルールでは目標としていた1800を越えることができて良かったです。しかし、あまり練習出来ず最終的には残念な結果に終わってしまいましたが、次の予選ルールであるウルトラGSに関しては個人的にかなり思い入れがあるので全力で挑みたいと思っています。
次がおそらく7世代で参加できる最後の大会だと思いますがいつもと変わらず悔いのないように出来ればいいなと思っています!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
〜Fin〜
【インターネット大会】アンリミテッドトライアル構築紹介・振り返り(最高・最終1768 8位)
アローラ!やきいも(@yakiimo_poke)です。
今回はインターネット大会『アンリミテッドトライアル』に参加したのでその時に使った構築の軽い紹介とマッチングした伝説ポケモンの組み合わせなどについて振り返りたいと思います。
【大会ルール】
公式ホームページ参照↓
【使用構築:メイン】
重力グラネクロ
【個別解説:メイン】
(メインロムは納得のいかない結果に終わってしまったので簡潔に紹介します…)
世にも珍しい配布産色最遅グラードン。みがわりはガエン対面で押せるのが強かったです。
ガルーラと並べてサイドチェンジをすると弱点がほとんど入れ替わるため初見殺しとしては最強でした。シャドーレイで無振りカプ・コケコが落とせたりするのは強かったですがまもるがないため動きにくさはありました。
ボーマンダ・ガオガエンのいかく環境で戦えるのかと思ったが耐久もそこそこありゴーストタイプにねこだましが打てるのが強かった。困ったらかみつくで運ゲしましょう()
グラードンのサポートとして採用。しかし、トリックルームを使ってから上手く場に出すことが出来ずグラードンとの並びを作ることが難しかったです。いばるは当たりません()
オーガレックに対する受け先として採用。ガオガエンを後投げされやすいのでグラードンを合わせてみがわりでアドが取れます。
対ルナアーラ・ゲンシ組への耐性兼削り要員として採用。思った以上にルナアーラが少なくて全然出せませんでしたが出した試合は活躍しました。ほえるの枠は諸説ありです…
【使用構築:サブ】
Zじこあんじルナゼルネ
【個別解説:サブ】
前回の記事(【GS仲間大会 使用構築】Zじこあんじルナゼルネ - やきいもレポ)に構築経緯や個別解説は記載済みですが調整が変わっているものもあるので改めて紹介させていただきます。
1戦を除く44戦全てにおいて先発出場。いつものことながらがっつりサポートを受けながらジオコントロールが出来るので最強でした。後述のルナアーラでじこあんじをする前に4タテしてしまうこともしばしば…
調整は変わっていませんが、Sに多めに振っているカイオーガを意識してもう少しSを上げてみてもいいかと思いました。
インターネット大会はBO1かつ、ほぼ読まれない持ち物のため初見殺しとしてかなり刺さりました。特性のおかげでゼルネアスが倒されない限りほぼじこあんじが決まってしまうのがあまりにも強かったです。日頃の仲間大会でよく使っていたため上手く動かせたと思います。
対グラゼルネ兼メガ枠。ジオコントロールが出来なかった際のメガレックウザに対しての切り返しとしてSを上げたため、今までこの構築に入っていたボーマンダの中では最も速い型となります。ほえるを持っているためトリックルームやジオコントロールに対して強気に動けるのが強かったです。
トリックルーム牽制要員。相変わらずレッドカードを上手く扱えず、テテフネクロやテテツーに対してもジオコントロールを決められるようにウタンのみにした方が良かったと思いました。(この大会以降の仲間大会などではウタンのみになってます。)
もはや伝説のポケモンでもいいぐらい強すぎる御三家。少々特殊な技構成になってますが、ゼルネアスを主軸にする以上じごくづきは外せないと思いました。ほえるもあるのでゼルネガエンミラーは比較的有利です。
本大会で1番活躍したと思うポケモン。選出率こそ1位ではないものの出した時の場の制圧力は素晴らしかったです。とにかく自覚が凄すぎて後半の20戦では何回痺れたか覚えてないぐらい相手の動きを止め続けました。(おかげで3回も相手を切断させる羽目に…)
もはや運ゲマシン()
【戦績】
- メイン
最高レート:1670
最終レート:1579
最終順位:441位/3712人中
対戦内訳:27-18
○○○○○×○○○○○○○×○××○×○○×○○○×○○××○××○×○×××○×○×○×
勝率:60%
- サブ
最高レート:1768
最終レート:1768
最終順位:8位/3712人中
対戦内訳:33-12
○○○○×○○○×○○×○××○×○○×○○○○○○×○○○○○×○○××○○○○×○○○
勝率:73.3%
【対戦した伝説ポケモン】
メイン・サブ含め90戦分を集計した結果になりますがあくまでも参考程度に…(数字はマッチングした回数)
- 個別
37…
36…
28…
22…
13…
11…
8…
7…
4…
2…
1…
(9…伝説ポケモンなし)
- 組み合わせ
17…
14…
5…、、
3…、、、
2…、、、、、、
1…、、、、、、、、、、、
(3…1体のみ、、)
(3…なし)
レートが上がってくるにつれてグラゼルネが多くなった印象ですが、オーガレックも相変わらず多かったです。しかし、ルナゼルネがここまで少ないとは思いませんでした…
今後のGSウルトラルールにおいては、ホウエン3強、ゼルネアス、ネクロズマの対策はほぼ必須級とみていいと思います。
【雑感】
これまで数多くの仲間大会に参加していたためGSにはある程度触れており、かつそこそこ良い成績を残せていたので今回の大会は何としてでも上位に入りたいと思って臨みました。
爆死したメインはさておき、あらかじめ増えると予想して立ち回りを練習していた対グラゼルネ・オーガレックのサブでの戦績が計10-4と勝ち越せたので良かったです。特に、1700帯から急にマッチングが多くなったグラゼルネに対して1700を超えてから1度しか負けなかったのが大きかったです。イベル日食ネクロのような並びに対してはルナゼルネとの相性関係が複雑で立ち回りが難しかったですが、しっかり勝てていたのもこの成績に繋がったと思います。
【終わりに】
結果としてメインはあまり奮いませんでしたが、日頃から愛用していて自信があったルナゼルネを使ってサブで見事8位を達成できたのはとても嬉しいです!これも日頃からウルトラGSの仲間大会を開いてくださっていた方々のお陰だと思っています(><)
(あれだけルナゼルネに自信があったのにどうしてサブに移してまでメインであんな構築を使ったんだ、と今でもあのときの自分を問い詰めたくなります…)
今のWCSルールがウルトラになる頃にはポケモンを一時休止していないといけない可能性が高くWCS挑戦も難しいのが本当に悔しいですが、この記事が少しでも来年のWCSを目指す方々の参考になればと思います。m(_ _)m
〜Fin〜